
韓国で、銀行の閉店直前に5000万ウォン(約550万円)の小切手を送金しようとしたボイスフィッシングの受け子が、銀行員の迅速な対応で逮捕された。
ユーチューブチャンネル「大韓民国警察庁」は22日、江原道鉄原郡の銀行で、警察がボイスフィッシングの受け子を逮捕する映像を公開した。
映像の中の事件は2026年4月13日に発生した。当時、営業終了まで約1時間となった銀行に男が訪れ、5000万ウォン(約550万円)の小切手を差し出して送金を求めた。
一見すると普通の金融取引と見える状況だったが、窓口職員は客の行動から不審な点を感じ取った。男は小切手の出どころを明確に説明せず、落ち着かない様子で携帯電話ばかり見ていた。
その後、銀行のチーム長が近づいて改めて質問したが、男は引き続き携帯電話ばかり見ながら、しどろもどろな様子を見せた。これを受け、銀行側はボイスフィッシング犯罪を疑い、すぐに警察に通報した。
通報を受けて出動した鉄原警察署の刑事チームは、男の携帯電話を確認し、男がテレグラムのメッセージで誰かからリアルタイムに指示を受けていたことを確認した。
警察が男を逮捕して調べた結果、男は被害者と直接会い、現金や小切手を受け取って渡すボイスフィッシングの受け子だったことが分かった。電子金融詐欺などの罪で起訴された男は、現在裁判を受けている。
鉄原警察署は、金融詐欺被害を防ぎ、犯人検挙に決定的な役割を果たした銀行職員に感謝状を贈った。
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