
韓国のカカオペイが、2026年1~3月期に決済、金融、プラットフォームなど全事業部門の均等な成長に支えられ、四半期として過去最高の業績を達成した。売上高は四半期基準で初めて3000億ウォン台を突破し、営業利益は前年同期比で7倍以上に急増した。
カカオペイは2026年、エージェント型AIサービスを強化すると同時に、成長エンジンに位置づけるステーブルコイン事業を、コンソーシアム中心のインフラ設計と流通技術構築の二つの軸で拡大する方針だ。
カカオペイは6日、1~3月期の連結売上高が3003億ウォン(約330億円)で、前年同期比41.7%増加したと公示した。同期間の営業利益は322億ウォン(約35億4000万円)で631%増えた。純利益は前年同期比141.5%増の347億ウォン(約38億2000万円)だった。
1~3月期の取引額は50兆9000億ウォン(約5兆5990億円)で、前年同期比15%増加した。オンライン、オフライン、海外決済など、決済サービス全領域の取引額が2桁成長した結果だ。
シン・ウォングン代表はこの日の2026年1~3月期決算発表の電話会議で「金融子会社の急速な躍進とともに、昨年集中したデータ基盤の事業モデルと新たな成長エンジンが本格的な成長軌道に乗った」と好業績の背景を説明した。
カカオペイは、1~3月期の主な成果に挙げたエージェント型AIのエコシステムを2026年にさらに拡張する。
まず、マイデータを基盤にした金融コーチングAIサービス「金融秘書1.0」を6月ごろ公開する予定だ。現在、カカオペイは生成AI基盤の相談ボットサービス「ペイアイ」を通じて、健康管理と金融特典の推薦を支援するエージェント型AIサービスを提供している。
カカオペイのパク・ジョンホサービス総括リーダーは「金融秘書1.0は、さまざまなサブエージェントを統合管理するマスターエージェント体系として実装され、2026年4~6月期末に外部へベータサービスとして公開することが目標だ」と述べた。
カカオの独自AIモデル「カナナ」を中心としたエージェント型AI環境で、決済を担う「決済AI」も推進中だ。
パク氏は「カナナのエージェント・エコシステムで、利用者が商品を探し、最終購入を決める瞬間に決済AIが介入し、最適化されたシナリオを提供して決済まで完了させる」とし、「韓国国内の主要戦略加盟店と協力し、年内に実際の利用事例を確保する予定だ」と話した。
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