2024 年 5月 19日 (日)
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韓国の成人女性、キムチ摂取量が15年前の半分以下

(写真=gettyimagesBank)(c)MONEYTODAY

韓国の成人女性の1日のキムチ摂取量が過去20年間で半分以下に減ったことがわかった。

世界キムチ研究所研究開発チームのシン・サンア博士チームが1998~2020年に30歳以上の成人8万1680人(男3万3988人・女4万7692人)を対象に「年度別キムチ・果物・野菜摂取変化」を調査し、その結果を韓国食品コミュニケーションフォーラム(KOFRUM)がこのほど公表した。

それによると、成人男性の1日平均キムチ摂取量は2005年94.4gから2020年61.9gに減少した。成人女性の1日平均キムチ摂取量も2005年70.1gから2020年34.6gへと半分に減った。

この期間中、健康に良い漬物以外の野菜果物の摂取量も減少した。女性の果物摂取量は2014年184.4gから2020年134.7gと減少傾向を見せた。漬物以外の野菜摂取量は男女間であまり差がなかったが、2020年の1日の果物摂取量は女性(134.7g)が男性(106.7g)より多かった。

特に白菜キムチの摂取減少量が他のキムチより明らかだった。これはキムチチゲ・キムチチャーハン・キムチチヂミなど、さまざまな料理形態で白菜キムチの摂取が可能で、他のキムチ類より白菜キムチの摂取量が全般的に多かったためと見られる。白菜キムチは全体キムチ摂取量の3分の2以上を占めた。

研究チームは「キムチの摂取量が毎年減少するのは、キムチの主な摂取場所である家庭内で食事することが減ったこと、西欧化された食習慣、正しい食生活に影響を与える配偶者がいない単身世帯増加などのため」と分析した。

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