2026 年 5月 20日 (水)
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韓国でも論文のAI利用に警鐘…2025年だけで「偽の参考文献」14万件超

Gemini生成画像(c)MONEYTODAY

論文で言及された参考文献のうち、発見された偽引用が2025年だけで14万6932件に上ることが分かった。

国際学術誌「ネイチャー」は、コーネル大学のイン・イェン情報科学教授の研究チームが、社会科学・生命科学・医学など250万本の論文で言及された参考文献1億1000万本の出典を検証した結果、参考文献に名前が挙がっているものの、実際には存在しない偽の論文を14万本以上見つけたと明らかにした。

これは、論文執筆者が別途の検証なしにAI(人工知能)の回答を活用したために生じた結果と解釈された。特に小規模研究グループや、2022年以降に研究を始めた初期キャリアの研究者グループ、AI活用が早い学術分野などで、こうした傾向が目立った。

社会科学研究ネットワーク「SSRN」に掲載された社会科学分野の論文では、AIが作り出した虚偽の出典を引用した事例が1.19%で最も高かった。続いて物理分野0.39%、医学分野0.27%、生命科学分野0.21%の順だった。

AIは主に、学界でよく知られた信頼度の高い研究者の名前を使っていた。性別で見ると、男性研究者の名前が偽の出典として頻繁に登場した。研究チームは論文で「AIが作り出した誤りが、科学的評価、研究業績、引用率などの不平等を強める可能性があるという意味」と指摘した。

(c)MONEYTODAY

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