
結婚時に実の母親が無理をして贈ってくれた大切なバッグを、義理の母親と義理の妹から強引に求められたという女性の訴えが韓国のインターネット上に投稿され、大きな波紋を広げている。女性の心情を無視した親族の理不尽な要求に対し、ネット上では同情と怒りの声が相次いでいる。
事の発端は、あるオンラインコミュニティに女性が投稿した「義母と義妹が当然のように私のバッグを欲しがり、夫は見て見ぬふりをした」という内容の書き込みだった。投稿によると、このバッグはブランド品ではないものの、結婚にあたり女性の実母が1カ月の食費を切り詰めるなどして無理を重ねて買ってくれた、思い入れの深い贈り物だったという。
先週、女性が夫の実家を訪れた際、義母がバッグをしばらく眺めた後、「外出の時に少し使ってもいい? あなたはどうせ家にいるのだから」と求めてきた。女性が戸惑っていると、同席していた義妹が「そのままもらえばいい」と加勢。さらに夫は注意を向けることもなく、スマートフォンを眺め続けていたという。女性は、自身が無職だから外出もしないという前提の理不尽さや、譲る意思を一度も示していないにもかかわらず、当然のように譲渡を促す義妹の態度に強い不快感を覚えた。
女性が席を外す際、「母が買ってくれたものなので」と遠回しに断ると、義母は途端に不機嫌な表情を浮かべ、義妹からは「どうしてそんなに融通が利かないのか」と責め立てられたという。気まずい状況に追い込まれた女性は、自身に非があるのか、誰が見てもこの状況はおかしいのではないかと、ネット上で意見を求めていた。
この訴えが拡散すると、ネットユーザーからは義母や義妹の振る舞いに対する痛烈な批判が殺到した。嫁の親が娘の結婚時に贈った品を欲しがること自体が理解に苦しむという意見のほか、横から同調して譲渡をあおった義妹の態度を最も問題視する声が目立った。親の気持ちが込められた大切な贈り物である背景を無視し、現代において露骨に嫁に威張るような親族の姿勢には、多くの呆れの声が寄せられている。
また、一連のやりとりを目の当たりにしながら静観していた夫に対しても、厳しい指摘が相次いだ。聞こえないふりをする姿が情けないという声や、身内の無礼に対して一言注意を払うべきだったという指摘、自身の母親へ自らバッグを贈る発想がないのかといった落胆の声が広がっている。
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