2024 年 4月 25日 (木)
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少年保護事件減少も、保護処分を受けた触法少年700人増…4000人突破

ソウル市瑞草区(ソチョグ)の最高裁判所庁舎©news1

韓国で昨年、満19歳未満の少年保護事件は減少する一方、保護処分を受けた触法少年(満10歳以上14歳未満)が前年より約700人増えたことがわかった。触法少年の犯罪が増え、触法少年の年齢を下方修正すべきだとの声が大きくなりそうだ。

最高裁が3日に発刊した「2022司法年鑑」によると、少年部裁判に付され、保護処分を受けた触法少年は昨年4142人で、前年の3465人に比べ677人(19.5%)増えた。

保護処分は少年が罪を犯したり、犯す恐れのある場合、裁判所が少年の更生を図るために下すもの。保護者などに監護委託(1号)から最も重い処分である長期少年院送致(10号)まで1~10号に分かれる。

保護処分を受けた触法少年は増えたが、裁判所に受け付けられた全体の少年保護事件は減った。昨年の少年保護事件は3万5438件で、前年の3万8590件より3152件(8.2%)減少した。

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