指定の大学に合格した受講生にインターネット講義料を返還している韓国の予備校が、対象となる指定校から女子大だけを除外しているとして騒ぎになっている。
この予備校は2022年から、主要大学22校のいずれかに進学すれば、インターネット講義料を全額返還している。大学入学証明書をインターネットサイトで認証し、講義料を返す方式だ。
対象は幅広く選定しているが、ソウル女子大学や梨花（イファ）女子大学など女子大学は含まれていない。同様のシステムを採用している予備校は少なくないが、女子大が一つも入っていないのはここだけという。
昨年の受験生（19）は「理解できない。大学の難易度はわかっており、なぜ女子大が外されたのか疑問だ」と話した。
ソウルの女子大に在学中の女性（21）は「納得できる説明がない以上、差別だと感じる。受験生たちがこれから女子大を志願するのをためらうのでは」と懸念した。
同予備校関係者は「内部データにより対象大学を選定しただけだ。具体的な基準は明らかにできないが、次から誤解されないよう注意を払う」と話した。
(c)MONEYTODAY
