2024 年 5月 20日 (月)
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古い橋の老朽化度合い“DNA”で診断…韓国で技術開発

京畿道城南市盆唐の亭子橋崩壊事故現場での合同現場鑑識(c)news1

老朽化した橋梁の寿命を「DNA技術」によって診断する手法が商用化間近だ。DNAとはデータ(Data)とネットワーク(Network)、人工知能(AI)の頭文字。代表的な施設から収集したビッグデータから老朽化の度合いを予測し、必要な情報を得る手法を指す。

韓国建設技術研究院が5年前から技術開発を進めてきた。さまざまな環境条件や地域条件を考慮し、領域別に代表となる橋梁を選定。データをより高度化させるため、除雪剤の塩分が劣化にどんな影響を及ぼすかについてのデータまで集めた。

研究成果を活用できるプラットフォームに保存されているデータは約371万件に上る。

研究チームは情報を分析するAI評価技術も開発している。データを活用して地域別・部材別などで橋梁劣化曲線をつくる世界初の技術だ。

研究院の関係者は「世界最高水準の技術を保有すると同時に、橋梁の管理主体が維持管理の計画を立てることに大いに役立つだろう」と話した。

(c)news1

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