2024 年 4月 18日 (木)
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労働力不足を“追い風”に [KWレポート] 配達ロボットが家に上がる日(3)

自律走行配達ロボット「DILLY DRIVE」(写真=優雅な兄弟たち提供)(c)NEWSIS

求人難と人件費引き上げの影響によるインフレーションの進行で、サービス用ロボット市場はサービング・案内、物流分野を中心に成長するとみられる。

グローバル市場調査機関「ストラテジー・アナリティクス」は、世界のサービスロボット市場が2024年に1220億ドル(約16兆5530億円)規模に増加すると予想する。国際ロボット連盟(IFR)はサービスロボット市場が年平均23%以上の成長を記録すると見込んでいる。

◇新たな需要を提供

韓国の民間シンクタンク「KT経済経営研究所」は、韓国国内で2025年までに23万台のロボットが普及するとし、2兆8000億ウォン(約2830億円)規模で市場が成長するとみている。製造ロボットからサービスロボットに市場の中心が変わると考えている。

新韓投資証券は「インザストーリー」報告書を通じて次のように展望している。

「グローバル大企業が製造・物流を支配している産業用ロボット市場とは異なり、サービス用ロボット市場は新たな需要を提供する。韓国で人口減や高齢層の増加に伴い、労働力不足が深刻化するのは確実だ。したがって、サービス用ロボット時代が到来する時期はより早まるだろう」

(つづく)

(c)NEWSIS

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