2024 年 5月 12日 (日)
ホーム経済不動産住宅価格は底をついたか…韓国の住宅価格14カ月ぶり「上昇転換」

住宅価格は底をついたか…韓国の住宅価格14カ月ぶり「上昇転換」

ソウル都心のマンション団地を眺める市民(c)news1

韓国の住宅売買価格が先月、14カ月ぶりに上昇傾向に転じた。首都圏では上昇幅が大きくなり、地方では下落傾向が鈍化し、全国の住宅価格を引き上げた。

韓国不動産院が16日に発表した「7月全国住宅価格動向調査」によると、全国住宅価格は前月(-0.05%)に比べ0.03%上昇した。

全国の住宅価格は昨年6月(-0.01%)に下落傾向に入ってから14カ月ぶりに上昇に転じた。

首都圏は2カ月連続上昇となった。首都圏は前月(0.03%)より0.12ポイント高い0.15%だった。ソウルは0.15%上昇し、前月(0.05%)より上昇幅が拡大した。京畿道と仁川はそれぞれ0.16%と0.14%上昇した。

ソウルは「江南4区」と呼ばれる江南圏地域が上昇傾向をけん引した。江南11区の中で松坡区(0.56%)、江南区(0.33%)、江東区(0.29%)、瑞草区(0.16%)などでの主要団地の活発な取引などで上昇傾向が続き、陽川区(0.28%)は木・新井洞の主要団地を中心に、永登浦区(0.21%)は整備事業が進行中の汝矣島洞を中心に上昇した。

江北14区は城東区(0.34%)と麻浦区(0.33%)で新築団地を中心に上昇した。江北のほとんどの地域が下落から上昇に転じた。

ただ、地方は-0.09%で前月(-0.13%)より下落幅は縮小したものの、依然として下落傾向にある。釜山(-0.23%)、光州(-0.18%)、全羅南道(-0.17%)などは下落したが、世宗(セジョン)は0.82%と大幅な上昇率を記録した。

(c)news1

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