
学資ローン返済のために株式投資を始めた20代会社員。信用貸付3000万ウォン(約310万円)で二次電池関連銘柄を買い、1カ月で1000万ウォン(約103万円)超の利益を得た。だが追加で5000万ウォン(約514万円)を投じた後、収益率はマイナス70%まで落ち込んだ。「早く返済できると思ったが、むしろ借金が増えた」と話す。
10月に結婚を控えた32歳の会社員男性。結婚資金3億ウォン(約3084万円)に信用貸付2億ウォン(約2056万円)を加え、計5億ウォン(約5140万円)を韓国国内外の半導体銘柄に投資。収益率は3倍を超え、新居探しの選択肢も広がったという。
韓国の20~30代の間で、ローンを受けて株式や暗号資産に投資する「借金投資」が再び広がっている。周囲の成功例、急騰相場への期待、労働所得だけでは資産形成が難しいとの認識が背景にある。
30歳の会社員男性は「数倍の収益を出した話を聞き、取り残される不安を感じた。マイナス通帳を開設して本格的に投資を始めた」と語った。
専門家は、資産価格の上昇と所得停滞が若年層の高リスク投資を後押ししているとみる。成均館大学のク・ジョンウ教授は「労働所得だけでは資産格差に追いつきにくいと感じる若者が増えている」と指摘。カトリック大学のヤン・ジュンソク教授は「利益20%、損失10%など、自分なりの撤退基準を持つべきだ」と助言した。
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