2024 年 12月 22日 (日)
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韓国の出生率、OECD最下位…「人口絶壁」防げず

1日午前0時ごろ、京畿道(キョンギド)・一山(イルサン)チャ病院で生まれた2023年新年の第1子(c)NEWSIS

韓国の出生児数が昨年、初めて25万人を下回った。出生率は0.78人で、経済協力開発機構(OECD)平均の半分以下だった。最近ソウルの真ん中の一部の学校も廃校手続きに着手し、急激な人口自然減少が現実化している。

統計庁が23日発表した統計(暫定)によると、昨年の出生数は前年(26万6000人)より4.4%(1万1500人)減少した24万9000人だった。

年間出生数が25万人を下回ったのは今回が初めてだ。2012年に48万人を超えていた出生数は、2015年以降連続して減り始め、10年で半分に減った。

女性1人が一生に産むと予想される平均出生児数である出生率は0.78人だった。2018年に初めて1人(0.98人)を下回った後、4年でさらに0.2人減ったわけだ。

これは2020年の経済協力開発機構(OECD)の平均である1.59人の半分にも及ばない水準だ。38の加盟国のうち不動の最下位であると同時に、出生率が1人を下回る唯一の国だ。

昨年出産した母親の年齢は33.5歳で、前年より0.2歳高くなった。子供をどんどん遅く産むようになり、第1子の平均出産年齢は33.0歳、第2子は34.2歳、第3子は35.6歳で前年より高くなった。

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