韓国でマイヤーズ・ブリッグス性格診断テスト（MBTI）や四柱推命など自分自身を探求する図書が人気を集めている。
オンライン書店イエス24の集計によると、「MBTI」をキーワードにした図書は2021年から販売が増えている。昨年は販売量が前年比160％増加し、出版された図書の種類も17種と前年（5種）より大幅に増えた。
この流れは今年も続き、先月までに出版されたMBTIがキーワードの図書は計25種に上る。中でも古典文学の登場人物をMBTIタイプ別に紹介した「我慢できない存在のMBTI」が最も売れ、関連の実用指針書も後に続いている。
特に若い読者の関心が目立ち、関連図書購入者の割合は20～30世代が40.2％を占めた。
イエス24は「自分自身を探求する『セルフ分析』の流行が若年層を中心に全世代に広がりつつある。そのトレンドの延長線上に関連図書の人気がある」と分析している。
MBTIは、個人がどう世の中を認識し、いかに決定を下すかについての自己申告型診断テスト。ユングの類型論の指標（内向型I/外向型E、感覚型S/直観型N、思考型T/感情型F）に「判断的態度J/知覚的態度P」を加え、4つの二分法により16タイプの性格に分類する。
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