2025 年 6月 17日 (火)
ホームライフスタイルファッション韓国MUSINSA、中国・上海に初の実店舗開設へ…目標は「2030年までに世界取引高3兆ウォン」

韓国MUSINSA、中国・上海に初の実店舗開設へ…目標は「2030年までに世界取引高3兆ウォン」

「2025ムシンサ・グローバルパートナーズデー」で海外進出計画について説明するムシンサのパク・ジュンモ代表(c)news1

韓国の大手ファッションEC企業ムシンサ(MUSINSA)が2025年下半期よりグローバル市場でのオフライン事業を本格的に拡大する。中国・上海にオフライン店舗を開設し、日本でも東京から始まり複数の都市で出店を進める。

ムシンサのパク・ジュンモ代表は10日、ソウル・東大門デザインプラザで開かれた「2025ムシンサ・グローバルパートナーズデー」の記者懇談会で、「今年は中国・上海で2~3店舗の実店舗を開設し、来年初めには東京を起点に大阪、名古屋などでも2~3店舗を展開する」と明かした。

また「優れた立地がいつ現れるか分からないため、常に出店計画をアップデートしている」と述べ、海外展開への強い意欲を示した。

ムシンサは2022年に立ち上げたグローバルストアを通じて、現在は中国・欧州・中東を含む13地域に展開しており、今後さらに拡大を図るという。

主力市場である日本と中国に加え、来年はシンガポールとタイにも実店舗を進出させる。さらに2030年までには米国、カナダ、インドネシア、マレーシアといった北米・東南アジア地域にも展開する方針だ。

グローバルストアの取引高は年平均260%の成長率を記録しており、4月末時点で入店ブランドは2000超、月間アクティブユーザー数(MAU)は300万人に達している。

日本法人「ムシンサ・ジャパン」は2021年に比べ、2024年にはブランド売上が17倍に拡大したという。

(c)news1

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