2025 年 6月 8日 (日)
ホーム社会「カビ付きデザート」販売継続…韓国・カフェチェーン“知りながら売った?”非難殺到

「カビ付きデザート」販売継続…韓国・カフェチェーン“知りながら売った?”非難殺到

カビが生えた「バナナトック」=ユーチューブチャンネル「スタジオ・オジェナ」キャプチャー(c)MONEYTODAY

韓国の大手外食ブランド「ザ・ボーン・コリア」が展開する格安コーヒーチェーン「ペクタバン」で販売されていたデザートにカビが発生していた問題で、本社が事態を把握しながら販売を続けていた疑惑が浮上した。

この問題を報じたのは、ユーチューブチャンネル「スタジオ・オジェナ」を運営するキム・ジェファン氏。5月31日に「カビ付きデザート、ザ・ボーン・コリアは最後までだました」と題する映像を公開した。

それによると、問題の「GABA米つぶ入り餅」に異物が初めて確認されたのは4月末で、購入者が「見た瞬間に腐っていると分かるほどだった」と証言。写真では広範囲にカビが繁殖している様子が確認できる。

購入者はすぐ店舗に報告し、2日後に本社から「販売を中止した」との連絡があった。しかし実際には、その後も商品は販売されており、5月3日や17日にも類似の被害が相次いでオンラインコミュニティに投稿された。

同社は購入者から再度の問い合わせを受けて、同21日、ようやく全国の加盟店に「GABA米つぶ入り餅およびバナナトックを全量廃棄」を指示した。カビは「GABA米つぶ入り餅」だけではなく、別の消費者が1月6日に購入した「バナナトック」でも見つかっていたのだ。

同社は4月末から5月にかけて13件のカビ被害が報告されていたと説明しており、複数の消費者が製造会社や本社に通報していたことから被害は把握できたはずだと指摘されている。

キム氏は「ザ・ボーンは調査中と説明しながら在庫処分のため販売を続けていた」と批判。「この問題の直後に実施した“コーヒー500ウォン(約50円)キャンペーン”で客を呼び込もうとしているが、消費者が今後もペクタバンを訪れるかは疑問だ」と述べた。

(c)MONEYTODAY

RELATED ARTICLES

Most Popular