2025 年 3月 16日 (日)
ホームエンターテインメント「早すぎる別れ」…韓国の歌手フィソンさんの追悼式、そして出棺

「早すぎる別れ」…韓国の歌手フィソンさんの追悼式、そして出棺

祭壇に置かれたフィソンさんの遺影=写真共同取材団(c)news1

43歳で亡くなった韓国の歌手フィソンさんの追悼式が16日午前6時、ソウル市江南区のサムスンソウル病院葬儀場で営まれ、遺族や親交のあった音楽仲間らが出席し、最後の別れを告げた。午前7時ごろに出棺となり、京畿道南楊州市の広陵追慕公園に埋葬された。

フィソンさんの葬儀場は死亡4日後に設けられた。当初は非公開での葬儀が予定されていたが、所属事務所は「遺族の深い熟慮の末、フィソンさんさんを記憶し、愛してくださった多くの方々と共に追悼の時間を設けることにした」と説明している。

弔問には、所属事務所の後輩であるガールズグループ「ICHILLIN’」をはじめ、godのキム・テウ、歌手KCM、Big Mamaのイ・ヨンヒョンら、親交のあった芸能人らが訪れ、故人を偲んだ。

フィソンさんは3月10日午後6時29分ごろ、ソウル市広津区の自宅マンションで倒れているのを家族が発見し、その後、死亡が確認された。警察は現在、具体的な死因について調査を進めている。

フィソンさんは1982年2月生まれ。2002年にアルバム「Like A Movie」でデビューし、数多くのヒット曲を発表した。しかし、2019年12月から向精神薬である睡眠麻酔剤プロポフォールを複数回投与した疑いで起訴され、2020年にはソウル市内の建物内トイレでプロポフォールを投与中に倒れているところを発見された。裁判では懲役1年、執行猶予2年の判決を受けたものの、その後も音楽活動を継続し、ライブや公演を通じてファンとの交流を続けていた。

(c)news1

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