
韓国の会社員向け匿名コミュニティ「ブラインド」に3日、「姉は美人で職業も良いのに非婚を宣言した」というタイトルの投稿があった。
投稿者は「私の家は貧しくはないが、裕福でもなく、両親の老後資金も準備できていない。姉と私の大学費用も奨学金とローンでまかなっていた」と説明した。
30代前半の姉は昨年、大手企業に就職。安定した職を得たことで、親は「早く良い相手を見つけて結婚してほしい」と期待していた。
だが、姉は「結婚しない」と宣言した。
「親からの経済的支援もなく、奨学金の返済も残っている。30歳を超えたのに貯金もほとんどない。親の老後資金も不十分で、何も受け継ぐものがない」
「結婚をしないのではなく、できないに近い。もし普通の家庭だったら結婚していたと思う」
姉はこう言い放った。
親はひどく傷付いた様子で、黙って寝室に入ってしまった。
姉に「なぜあんなことを言ったのか」と尋ねると、「いつか言わなければならないことだった」という言葉を返した。
投稿者は次のような言葉で続けた。
「自分も20代の終わりだが、海外旅行に一度も行ったことがない。毎月50万ウォン(約5万5000円)を家に入れている。自分も結婚を諦めるべきなのか」
ネットユーザーたちは「普通の家庭だったら結婚していた、という言葉が最も心に刺さる」「社会人になっても実家に住むなら生活費を入れるのは当然」といった意見を寄せた。
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