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ソウルの地下鉄に2月27日、頭からつま先までアルミニウム素材の衣服をまとった「反射マン」が現れた。
韓国の放送局JTBCの番組「事件班長」によると、70代の男性とみられ、服だけでなく帽子や靴まで全身を覆い、座席に座っていた。
公開された映像によると、手に持った鏡で周囲の乗客を映したり、自分の姿を確認したりする様子も。目撃者によると、「反射マン」の両隣は空いていたが、誰も座ろうとはしなかったという。
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「反射マン」は周囲の乗客に迷惑をかけることはなかったが、目撃者は「いったい、なぜこんな格好を?」と不思議がっていた。
映像を見たヤン・ジヨル弁護士は「アルミニウムは防寒に適した素材だが、それだけでは説明がつかない。自分の姿を通して周囲に自己を見つめる機会を与えたかったのでは」と推測した。
ネットユーザーの間では「行為芸術なのか?」「未来のサイボーグか?」など、さまざまな反応が飛び交った。
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