
韓国のガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)のメンバー、ハニ(Pham Ngoc Han)のビザ問題について、家族が「適法な手続きを経て、新しいビザを取得した」と明らかにした。ただ、具体的なビザの種類については公開しなかった。
ハニの家族は12日、インスタグラムのアカウント「njz_pr」で「ハニは適法な手続きを経て、11日に新しいビザを発給された」と発表した。
韓国で外国人が芸能活動を続けるには、通常「芸術興行(E-6)」ビザが必要となる。しかし、家族はビザの種類については明言せず、「ビザの種類や有効期限は個人情報であり、公表する義務はない」との立場を示した。
家族は「一部のメディアが確認されていない情報をもとに『不法滞在者』という言葉を乱用し、虚偽の噂を拡散している」と批判した。さらに「当事者以外は知り得ない情報が、所属事務所ADOR(アドア)から外部に流出し、無分別に拡散されていることに深い遺憾の意を表する」と強く非難した。
また、家族は「ADORが『ビザ延長の同意書に署名しなければ、不法滞在になる可能性がある』とメールで圧力をかけた」と主張したうえ「外国人にとってビザ問題は非常に敏感な問題だ。ADORはこれを利用して、家族とハニ本人に圧力を加えた」と伝えた。
ハニを含むNewJeansのメンバー5人は昨年11月28日にADORとの専属契約を解除し、現在、契約紛争を抱えている。
メンバーは3月から「NJZ(エヌジェージー)」という新グループ名で活動を再開する予定だが、ADORは「所属事務所の地位保全および広告契約の締結禁止仮処分」を申し立てており、法廷闘争が続いている。
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