イチゴの値上がりを受け、韓国の主要ホテルが提供するイチゴビュッフェやアフタヌーンティーセットの価格が大幅に引き上げられた。一部のホテルでは2人分の料金が30万ウォン(約3万3000円)近くに達し、過去最高を更新した。
韓国農水産食品流通公社によると、9日時点のイチゴ(2kg、商品)の中卸平均価格は2万5160ウォン(約2760円)で、前年の1万9548ウォン(約2150円)から28.7%上昇した。
この影響で、ホテルが設定するイチゴ関連のメニューの価格は1年で最大46.3%の値上げとなり、8万~14万5000ウォン(約8800~1万6000円)に達している。
ソウルのロッテホテルでは「Must be Strawberry」ビュッフェが昨年の11万5000ウォン(約1万2700円)から13万5000ウォン(約1万4900円)へと17.4%上がった。また、シャンパンが含まれる特別セットは前年の14万ウォン(約1万5400円)から19万ウォン(約2万900円)へ35.7%の値上げとなった。
ウォーカーヒルホテルではイチゴの使用量やメニューを増やしたことで週末2人用の価格を13万5000ウォン(約1万4900円)とし、前年から28.6%の値上げとなった。
一方、JWマリオットやオークウッドプレミア仁川など一部ホテルでは値上げ幅を抑えたり、価格を引き下げたりする動きもみられる。
(c)news1