ソウル南部地裁は12日、未成年の恋人を監視し、暴行を繰り返して重傷を負わせたとして特別重傷害などの罪に問われた21歳の男性被告に懲役4年を言い渡した。
被告は3月、予備校で被害者と知り合い交際を開始。その後、彼女に対して「他の男性を見るな」「決められた本のみを読め」などと束縛を強め、それを守らないと暴力を振るったという。
6月には被害者をモーテルに呼び出して長時間暴行し、被害者は集中治療室で治療を受けた。
地裁は「残酷な行為であり、被害者は深刻な苦痛を受け、現在も治療中だ」と指摘した。
被害者は法廷で厳罰を要求。被告は4000万ウォン(約440万円)を供託したものの被害者側はこれを受け取らなかった。
また、被告は7月から判決前日までに40回以上も反省文を地裁に提出した。しかし、量刑には反映されなかった。
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