2026 年 5月 7日 (木)
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韓国ネイバー、検索から予約・購入までつなぐ「AIタブ」をベータ提供…店探し、買い物の手間を短縮

ネイバーAIタブで希望する場所を検索し、予約までか進む画面(c)news1

「質問の意図に最も直接合う場所はこちらです。推薦した場所の予約可否や位置を確認しましょうか」

韓国ネイバーの検索窓に人工知能(AI)チャットボットが登場した。チャットGPTやジェミナイに頼むように、「大型スクリーンで野球観戦しやすい蚕室(チャムシル)のビアホールを探して」と入力すると、雰囲気、つまみ、中継環境などの基準別に分けた店舗リストが表示された。

それだけではない。推薦リストから一つの店をクリックすると、すぐにネイバープレイスの予約ページにつながった。検索窓と予約画面を別々に開く必要はなく、一つの空間で1回検索するだけで、必要な場所を探して予約まで済ませられるようになった。

ネイバーは4月27日、対話型AI検索サービス「AIタブ」を検索窓に搭載した。現在はベータサービス段階で、ネイバープラス会員を対象に提供している。

既存のAI検索サービスとの最大の違いは「つながり」だ。2025年3月に検索窓へ先に適用された「AIブリーフィング」が、検索語に関連した情報を要約し、出典とともに提示する水準にとどまっていたのに対し、AIタブは情報要約、推薦、予約、購入を一つのページ内で完結できるようにする。

暑くなる季節に合わせて日焼け止めを買うため、商品推薦を頼むと、AIタブは条件に合う商品の購入リンクも一緒に示した。リンクをクリックすると、ネイバープラスストアのページがAIタブ画面の右側に開いた。ページを離れず、そのまま「購入する」ボタンを押すことができた。

購入ボタンを押すと注文書が表示され、別の決済ページへ移る。ただ、検索、ショッピング、購入、決済画面をそれぞれ別に開く必要があった従来方式に比べ、動線は大幅に短くなった。AIタブと決済画面の二つだけを開けば、検索から購入までのすべての手続きを済ませられた。

予約手続きはさらに簡単だった。AIタブで場所を検索すると、ネイバープレイスと連動した場所のリストが並び、予約ボタンをクリックするとAIタブ画面の右側にすぐ予約ページが開いた。AIタブのページを一度も離れず、予約まで完了した。

AIタブは自然な文章による複雑な質問も、ほぼ正確に理解した。特に韓国語と韓国文化に特化した言語理解力が目立った。

実際に購入した人のレビューが多い日焼け止めを買うため、「口コミに『自腹購入』という言及が多い製品を推薦して」と入力すると、「実際の購入レビューが多い製品かどうかが重要なポイント」と触れ、「自腹購入」の意味を正確に捉えた。

野球チーム名を正確に入力しなくても、文脈を理解し、公式出典を根拠に適切な答えを示した。「今LGは何位」とだけ尋ねても、AIタブは韓国プロ野球(KBO)公式サイトを出典として示し、LGツインズのKBOリーグ順位を表示した。

細かな条件が複数混ざった長い質問にもよく答えた。要求が具体的であるほど、カフェやブログなどネイバーの利用者生成コンテンツ(UGC)データを総合し、情報を提供した。

実際に「犬の散歩用ハーネスが必要だが、ペット関連カフェの口コミで『着用が楽だ』『長く使っている』という言及が多い製品を推薦してほしい」と求めると、AIタブはネイバーブログとカフェの投稿を基に3製品を推薦した。「着用が楽だ」という条件については、「首があまり引っ張られない」「柔らかい素材」など、具体的な要素を根拠として示した。

一方、まだベータサービスであるため、回答生成にやや時間がかかる点は課題だ。状況によって差はあったが、AIによる要約情報と推薦リストがすべて出るまで約15秒かかった。

ネイバーは正式サービス開始時には応答速度を最適化し、複雑な条件を含む連続質問にも精密な回答を出せるよう性能を改善するとしている。

(c)news1

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