韓国の地域の祭りで食べ物の「ぼったくり」の告発が相次ぐ中、こうした懸念を払拭するため食べ物の規格をあらかじめ決める動きが出ている。
来月6日に開幕する江陵端午祭(カンヌンタノジェ)では食べ物の大きさと価格をあらかじめ決めることにした。江陵端午祭委員会は23日に対策会議を開き、店側関係者と代表的な食べ物であるジャガイモチヂミの価格を決め、厚さや幅などについても議論する。
昨年はジャガイモチヂミ2枚で1万2000ウォン(1ウォン=約0.115円)を超えないことに決めた。端午祭では、ジャガイモ団子スープ、メミルチョンビョン(そば粉の薄皮巻き)など郷土料理を味わ人が多いが、ジャガイモチヂミは特に人気のある食べ物だ。
委員会は他の食べ物に対しても重さや数量、価格をあらかじめ決める。ただ、強制ではなく勧告になる。会場内に「ぼったくり料金専門担当申告センター」を開設。通報が入れば現場を確認し、対応する。
昨年は端午の節句でスムージーのような飲料「スラッシュ」を8000ウォンで買ったという書き込みが掲載され、騒ぎになった。
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