2024 年 11月 26日 (火)
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「アモーレ・LG生健・愛敬」韓国化粧品3社の実績好調…「K-ビューティー」に伸び

ソウル市内のある百貨店(c)news1

韓国のLG生活健康、アモーレパシフィック、愛敬(エギョン)産業の化粧品メーカー3社が今年第1四半期、ともに好調な実績を見せた。

中国での事業が回復すると同時に、北米やヨーロッパ市場などグローバル事業が収益を引き上げた。特に化粧品、生活用品、飲料など多様な事業の中でも化粧品の実績が好調だ。

ビューティー業界によると、LG生活健康は今年第1四半期の売り上げと営業利益が共に増加した。第1四半期の全社売り上げは前年同期比2.7%増の1兆7287億ウォン(1ウォン=約0.11円)、営業利益は3.5%増の1510億ウォンだ。売り上げは2023年第1四半期以降4四半期ぶりに、営業利益は2021年第3四半期以降10四半期ぶりに成長した。

LG生活健康は化粧品と飲料部門が、全社の売り上げと営業利益上昇をもたらした。特に化粧品事業は▽主力ブランドザ・フーのリニューアル製品発売▽国内オン・オフライン高成長の影響で売り上げが増えた。中国と北米事業の収益性が改善され、営業利益も同時に上昇した。

アモーレパシフィックグループは今年第1四半期、1兆68億ウォンの売り上げと830億ウォンの営業利益を記録した。売り上げは前年水準を維持し、営業利益は前年同期比1.7%増加した。主な系列会社であるアモーレパシフィックの場合、前年水準の売り上げだったが、国内での利益改善とヨーロッパ市場での高い成長に支えられ、営業利益が前年比12.9%も増えた。

韓国国内の営業利益は化粧品部門、免税チャンネルの成長が功を奏した。海外市場は中国の売り上げ減少で全体の売り上げは小幅下落したが、米国とEMEA(欧州、中東など)市場で大幅に伸びた。

愛敬産業の全社売り上げは前年同期比7.7%増の1691億ウォン、営業利益は6.8%増の165億ウォンとなった。化粧品事業が特に好調だった。愛敬産業は中国とともに最近K-ビューティーの新成長動力国家に浮上した日本、ベトナム地域などに進出したことによりグローバルで持続的に成長し、売り上げと営業利益共に増えた。

ビューティー業界は、新型コロナウイルス感染症の期間中、中国市場の不振で悪化の一途をたどった。業界の二大企業であるLG生活健康とアモーレパシフィックは、中国への依存度が比較的高く、不振だった。しかし、中国の売り上げ回復の勢いと北米、日本などの新市場での収益性の改善により、徐々に回復している。

(c)news1

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