女性将校との不倫が発覚した韓国陸軍の男性将校がけん責処分の取り消しを求めた行政訴訟で、議政府（ウィジョンブ）地裁はこのほど、原告敗訴の判決を言い渡した。
判決によると、既婚者だった男性将校は2021年12月、京畿道坡州市（キョンギド・パジュシ）の将校宿舎で、既婚の女性将校と下着姿でいるところを見つかり、軍人の品位を傷つけたとして処分を受けた。
当時、男性将校はTシャツと下着だけの姿で、トイレの前に女性将校のパンティストッキングが放置されていた。将校の妻が現場に踏み込み、ベランダに隠れている女性将校を見つけた。
男性将校は「品位維持義務に違反しておらず、けん責処分は裁量権を逸脱・乱用にあたる」として訴訟を起こした。
これに対して地裁は「本人の名誉・品位だけでなく、将校が所属した機関の名誉や国民からの信頼が失墜した。このため品位維持義務違反に該当する」と判示した。
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