新型コロナウイルス拡大期のステイホームで人気を集めた韓国のホームカフェが、エンデミック以降も人気を集めそうだ。天井知らずに物価が上がる中、コーヒーショップに行く代わりに、家でコーヒーを淹れて飲む消費者が増えためだ。
イーマートの上半期カプセルコーヒー・コーヒー豆の売り上げは、前年同期比2.3％増加した。スターバックスコリアの国内小売用コーヒー豆やスティックコーヒーの販売量は2021年から今年まで年平均8～9％の成長を続けている。生活家電業界もこうしたトレンドに合わせ、浄水器とコーヒーマシンを結合した新製品を発売している。
チョンホナイスの「エスプレカフェ」は氷浄水器とカプセルコーヒーマシンを組み合わせたプレミアムオールインワン浄水器製品だ。エスプレッソカフェは横29センチのスリムなサイズに浄水、冷水、温水、ぬるま湯に氷まで提供する優れものだ。エスプレッソからティーまで作ることが可能で、流し台の上に乗せて使用できるカウンタートップ型製品だ。
新型のモジュールが適切な抽出圧力で苦味を減らし、コーヒー全体のバランス感と柔らかな味を実現して理想的なコーヒー抽出バランスを形成する。エスプレッソや、より多くの水で抽出するルンゴなど4種類のスタイルのコーヒーとティーの抽出まで、ワンタッチでできる。
チョンホナイスは、3重構造で製作されたカプセルを導入し、カプセル内のコーヒー豆粉末の酸化を防止する。英国の環境認証である「BPAFREE認証」も取得している。カプセルは、エスプレッソの元祖イタリアから直接ロースト、グラインディングしたコーヒー豆で、柔らかくて豊かなクレマを楽しむことができる。
エスプレカフェは、グッドデザインアワードとIDEAデザインアワードを受賞した。ミラー素材の前面ディスプレイウィンドウを採用し、ヒドゥン（隠れタッチ）ディスプレイや静電式タッチ方式を取り入れた。操作部は、多様な機能を実現するもので、ボタンを機能別に細分化して誰もが操作しやすく工夫されている。
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