2024 年 11月 25日 (月)
ホームライフスタイルソウルの単身世帯85%「一人暮らしは不便」、健康状態も脆弱

ソウルの単身世帯85%「一人暮らしは不便」、健康状態も脆弱

ソウル市による単身世帯の病院同行サービスの様子©news1

ソウル市が昨年8月~今年2月、市内居住の単身世帯3079人を対象に調査を実施したところ、86.2%が「一人暮らしに満足している」と答え、うち36.8%は「今のように一人暮らしを続けたい」と考えていることがわかった。

ソウル市の単身世帯は2020年には139万人で、全世帯の34.9%を占めた。2000年に比べて2倍以上増加した。内訳は青年層が48.9%、中高年層が32.7%、老年層が18.5%だった。

「一人暮らしに満足」と答えたうち、23.6%は「一生単身世帯として生きていく」を選択している。

一人暮らしの最大のメリットについて▽「自由な生活および意思決定」(36.9%)▽「一人だけの余暇時間活用」(31.1%)▽「仕事や学業などに没頭できる」(9.6%)――の順だった。

一方、自発的ではない単身世帯も増加傾向にある。単身世帯になった理由として「死別、離婚または別居」が2017年の20.9%から昨年は28.3%に増加した。また、高齢になるほど、単身生活が続く期間も長くなるという状況にもある。

単身世帯は一人暮らしに満足しながらも生活に不便を感じていた。85.7%は「一人で生活しながら不便を感じる」と答え、最も苦労することとして回答者の35.9%が「体調不良や緊急時に対処するのが難しい」を挙げた。

©MONEYTODAY

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