
韓国の音楽事務所が数十億ウォン(数億円)規模の予算を投じ、完成度の高いティーザー映像やブロックバスター級のミュージックビデオを出す時代だ。しかし、2026年に大衆の視線をつかんだのは、華やかなCGや巨額資本の色が濃い公式プロモーションではなかった。
偶然捉えられたアイドルの飾らない姿、つまり一瞬の失敗や突拍子もない魅力を収めた5秒ほどのショート動画ミームが、宣伝費を超える波及力を示している。徹底的に計算された完璧さより、大衆が自由に楽しめる親しみやすい人間味が、K-POP市場の新たな成功方程式になった。
代表例が、韓国の5人組女性グループRESCENE(リセンヌ)の「Geoje Yaho(コジェ ヤッホー)」だ。自主コンテンツのビハインドでメンバーが何げなく口にした方言交じりの感嘆詞が、TikTokやYouTube Shortsで急速に広がり、万能リアクションのミームとして消費された。
関連ショート動画のハッシュタグ累計再生数は億単位に達し、メンバーのウォニのYouTubeチャンネル登録者数は120万人突破を目前にしている。勢いは音源ストリーミング指標にもつながり、これまで発表した楽曲がオンライン音源チャート上位に上がり始めた。
(c)STARNEWS