2026 年 6月 27日 (土)
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韓国ネイバー、政府専用AIインフラ構築を提案…公共市場攻略へ

カン・ミンソク氏(左)とチョン・ジュファン氏(c)news1

韓国ネイバーが政府専用の人工知能(AI)データセンターを建設し、AIインフラを前面に出して公共AI市場に積極的に参入する意向を示した。

現在、世宗に確保しているAIデータセンターに別途「政府専用」の空間を区分したのに続き、ネイバーと完全に分離された別のデータセンターを建設し、この空間を政府専用AIデータセンターとして使えるようにするという。

ただ、これはネイバーの「提案」にすぎず、政府と協議済みの内容ではない。ネイバーは、世界的なAI技術覇権競争の中で独自技術力を持つ「ソブリンAI」の重要性が高まっているとして、「政府専用データセンター」を基盤に公共市場を攻略する。

ネイバークラウド公共フラッグシップリーダーのカン・ミンソク氏は24日、京畿道高陽市のKINTEXで開かれた「2026公共AI博覧会」で記者団に対し、「公共部門もAIを導入し、データセンターへの需要が爆発的に増え始めた。データ主権・デジタル主権の問題が浮上するなか、これまで提供してきたパブリッククラウドの公共ゾーンを越え、政府のための専用リージョンを提案することになった」と述べた。

これは、ネイバークラウドの世宗データセンター敷地に、完全に分離された形の政府専用データセンター区域を作るという意味だ。リージョンとは、クラウドサービス事業者のデータセンターが位置する地理的区域を指す。

政府専用リージョンは、インターネット接続を前提とするクラウドセキュリティー認証(CSAP)基盤の公共クラウドとは異なり、行政網などネットワーク分離環境でデータを扱い、物理的なセキュリティーを担保する。

ネイバークラウドは、すでに完成した世宗データセンター1棟の特定階を政府リージョンとして提供する準備を終えており、当該空間を暫定的に使った後、残る敷地を活用して物理的にネイバーと分離された建物を政府専用データセンターとして提案する。

カン・ミンソク氏は「最近火災が起きた大田の国家情報資源管理院について、行政安全省が代替案を検討している状況で、世宗の政府専用データセンターは代案になり得る」と述べ、世宗データセンターの地理的利点を強調した。

政府が世宗をメインセンターとして活用する場合、大邱・光州圏域とバランスを取りながら国家システムを運営でき、自社の世宗データセンターの遊休敷地を活用して政府専用データセンターへ拡張移転しやすいという。

特にカン・ミンソク氏は「大田の国家情報資源管理院の火災で災害復旧(DR)体系の問題が確認され、民間データセンターとの協力体制を検討できるという雰囲気が生まれた」とし、民間データセンター活用に消極的だった政府の基調が変わり、今回の政策提案を準備することになったと説明した。

(c)news1

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