2026 年 6月 20日 (土)
ホーム政治「不正選挙の象徴」を看板に?…韓国・おでん屋の移動販売車が掲げた歴史の矛盾にネット失笑

「不正選挙の象徴」を看板に?…韓国・おでん屋の移動販売車が掲げた歴史の矛盾にネット失笑

オンラインコミュニティー「ボベドリーム」より(c)news1

ソウルの繁華街・蚕室(チャムシル)で営業している韓国おでんの移動販売車が、歴史的な事実と矛盾する看板を掲げているとしてインターネット上で批判を浴びている。車両に「不正選挙の撲滅」を訴える文言とともにイ・スンマン(李承晩)初代大統領の肖像をあしらっていたためで、ネット上では「歴史を勉強し直すべきだ」との声が相次いだ。

発端は、オンラインコミュニティー「ボベドリーム」に掲載された「蚕室おでん車論争」と題した投稿だ。公開された写真によると、太極旗(韓国国旗)で飾られた移動販売車の前面電光掲示板に「不正選挙撲滅おでん」という文字が表示されていた。さらに車両の側面にある大型電光板には、イ・スンマン元大統領の白黒写真とともに「学生たちはなぜこうなったのか。不正選挙をなぜするのか。不正を見て立ち上がらない民は死んだ民だ」という言葉が映し出されていた。

投稿者はこの写真を共有し、「不正選挙によって(大統領の座を)追われたイ・スンマンをなぜ掲げているのか、まったく理解できない」と指摘した。

イ・スンマン氏は、大統領だった1960年、自身の側近を副大統領に当選させるため大規模な不正選挙を主導。これに怒った学生や市民による「4・19革命」が起き、最終的に大統領を辞任してハワイへ亡命した経緯がある。

このため、内容を知った多くのネットユーザーからはあきれた反応が寄せられた。「不正選挙の象徴のような人物を、不正選挙撲滅を訴えるデモに使う意味が分からない」「4・19革命がなぜ起きたのか歴史を知らないのか、それとも洗脳されているのか」「歴史の無知をさらけ出している。まずは正確に勉強してから商売なりデモなりをするべきだ」といった手厳しい批判が相次いでいる。

一方で、一部のネットユーザーからは「要するに不正選挙の疑惑そのものを世間に知らせたいだけではないか」「本質は不正選挙の告発であり、論点をそらすべきではない」と擁護、あるいは擁護派の意図を推測する意見も出ている。

(c)news1

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