
韓国で、非番の日にもかかわらず、黒煙が上がる火災現場へ迷わず飛び込み、高齢女性の救助と消火活動に尽力した警察官の行動が話題を呼んでいる。
警察庁の公式ユーチューブチャンネルに11日、「大型火災発生、家の中に人がいます」と題した動画が投稿され、当時の緊迫した状況が明らかになった。
事案があったのは5月25日。全羅南道羅州市公山面の集落で火災が発生した。住民たちが慌てて避難する中、同地に暮らす羅州警察署公山派出所所属のユ・ミョンジェ警監(警部相当)は、この日休みだったにもかかわらず現場へと急行した。
ユ・ミョンジェ氏が現場に到着した当時、すでに火の手は激しく広がっていたが、「まだ家の中に人が残っている」との声を耳にするや否や、迷うことなく民家の中へ飛び込んだ。ユ・ミョンジェ氏は、自力で避難できずにいた80代の女性を発見し、安全な場所へと救出した。
当日は強い風が吹いており、一歩間違えれば周囲へ延焼する危険な状況だったが、ユ・ミョンジェ氏は駆けつけた消防隊員らと協力して消火活動や現場の収拾にあたり、被害の拡大を食い止めた。
周囲からの称賛に対し、ユ・ミョンジェ氏は「警察官として当然の務めを果たしただけ。このように公になり気恥ずかしいが、とにかく無事に終わって本当によかった」と謙虚に語った。
動画を見たネットユーザーからは、「休みなのに煙を見た瞬間、体が先に動いたのが素晴らしい」「危険を顧みず尊い命を救った姿が格好いい」「本当に心強く、ありがたい存在だ」など、多くの称賛と応援のコメントが寄せられている。
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