2026 年 6月 18日 (木)
ホーム社会「大きく燃えそうです!」消防車より早く動いた警察官の決死の叫び…韓国・住宅街の放火魔逮捕までの緊迫の14分間

「大きく燃えそうです!」消防車より早く動いた警察官の決死の叫び…韓国・住宅街の放火魔逮捕までの緊迫の14分間

警察庁ユーチューブ映像キャプチャ(c)NEWSIS

韓国にある都心の住宅街に駐車されていた車両で火災が発生したが、近くの交番の警察官らが迅速に対応し、住民を避難誘導したことで人的被害を防いだ。

京畿道議政府警察署によると、同署の交番の裏手の道路に止められていた乗用車のトランクから炎が上がっているとの通報が寄せられた。火災現場は交番から非常に近く、燃えた車両のすぐ隣には集合住宅(ヴィラ)があり、ひとつ間違えば大きな火災につながりかねない緊迫した状況だった。

状況を把握した交番のパトロールチーム員らは、消火器を持って直ちに現場へ駆けつけた。警察官らが現場に到着した時点では、消防車の到着までやや時間がかかる状況だった。そのため警察官らは役割を分担し、一部は延焼防止と消防車の進入路確保にあたり、ほかの職員は集合住宅の内部に入って住民の避難を始めた。

警察官らは建物の階段を上り下りしながら、「みんな移動してください」「前に行って避難してください。大きく燃えそうです」と切迫した声で呼びかけ、住民を起こした。家の中にいた住民には、ほかに居住者がいないか確認したうえで、マスクなどを着用させ、速やかに建物の外へ避難するよう誘導した。

住民が無事に避難し、進入路が確保された状態で消防車両が現場に到着した。火災は通報から14分で人的被害なく完全に鎮火された。

炎が収まった後も警察の対応は続いた。近くに駐車されていた別の車両のドライブレコーダーや防犯カメラ映像を確保し、分析に入った。映像を確認した結果、車両に故意に火をつけて現場を離れる容疑者の姿が捉えられていた。警察は容疑者の身元を特定し、現場付近で40代の放火容疑者を直ちに検挙した。

市民の素早い通報と警察官らの迅速な初動措置がかみ合い、大きな被害につながりかねなかった火災と放火事件を早期に解決できた。

(c)NEWSIS

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