2026 年 6月 8日 (月)
ホームエンターテインメント世界のBTSファンをぼったくりから守れ…韓国・記念ライブを前に「通報システム」まで稼働させる徹底ぶり

世界のBTSファンをぼったくりから守れ…韓国・記念ライブを前に「通報システム」まで稼働させる徹底ぶり

(c)news1

韓国のグループ「BTS(防弾少年団)」のファン(通称ARMY)が今月中旬に韓国・釜山へ集まるのを前に、韓国観光公社が、ファンらをターゲットにした観光マーケティングと「ぼったくり料金」の根絶という二つの課題に取り組んでいる。

観光公社によると、公社は12、13の両日に開かれるBTSの釜山コンサートと連携イベントを契機に、訪韓外国人を釜山や近隣の慶尚南道地域まで誘導する統合マーケティングと、全面的な受け入れ態勢の点検を同時に進める。

まず、大型の韓流イベントを地域観光活性化の呼び水にするため、検索サイト大手のネイバーなどのオンラインプラットフォームや旅行業界と連携した。ネイバーマップでは、外国人向けに釜山の人気スポット10カ所を集中的に取り上げる。グローバル旅行プラットフォームを通じて周辺地域へ足を延ばせる連携旅行商品の企画展を開くほか、大手旅行会社と協力し、従来はソウル周辺などが中心だったBTSにちなんだツアーコースを釜山まで拡大して運営する。

世界のファンの入国から移動、現場の安全まで、全過程を支援する案内体制もすでに稼働している。公社の外国語観光プラットフォームには特設ページを開設し、5月28日から関連名所のほか、群衆の密集が予想される地域や交通規制区間など、安全に特化した情報を8言語で提供している。金海国際空港や釜山駅、アジアド主競技場など主要拠点には広報ブースを設け、1330観光通訳案内サービスにはコンサート専用のマニュアルを導入して現場の苦情にリアルタイムで対応する。

公社が最も力を入れているのは宿泊業界の受け入れ態勢の点検だ。大型イベントに便乗した一方的な予約キャンセルや不当な料金請求は、韓国観光全体の信頼低下につながりかねないためだ。公社は釜山市や宿泊業団体など官民合同で8日、釜山・西面一帯で大規模なキャンペーンを展開し、業界の自浄努力と公正価格の定着を強く促す。また、観光客が直接参加できる監視網も設けた。10月まで主要観光地やホームページを通じてぼったくり料金や衛生不良の事例をすぐに申告できるシステムを運営し、摘発された違法事例を関係機関に迅速に伝えて措置する。

観光公社の国際観光コンテンツ室長は「大型韓流イベントは、訪韓外国人の地域訪問を促す最適な機会だ。民間業界や自治体との緊密な協力を通じ、海外ファンの関心が地域観光にまでつながるよう積極的に支援する」と話している。

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