
北朝鮮最大の石炭取り扱い港である南浦港に、2026年に入ってから約5日に1隻のペースで大型船が出入りしていたことが分かった。最近、米政府と国際社会が提起した北朝鮮の違法な石炭輸出疑惑を裏付ける状況が、衛星写真でも確認された形だ。
米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は3日、衛星分析企業プラネット・ラボが2026年1月1日から6月2日までに撮影した衛星写真を分析した結果、この期間に南浦港に出入りした全長100メートル以上の中大型船が計30隻に上ったと報じた。
VOAによると、これらの船舶の大半は積載庫に石炭と推定される黒い物体を積んでいた。最も新しい2日撮影の衛星写真でも、全長132メートル規模の船舶が5つの積載庫を開けたまま接岸していた。積載庫内部と船舶前の埠頭一帯には、黒い積載物が大量に積まれていた。
また、グーグルアースで公開されたエアバスの2月撮影の衛星写真には、大型船2隻が石炭と推定される貨物を積み込む様子に加え、港の近くの大型野積み場に石炭とみられる物体が大量に積まれている場面が捉えられた。
北朝鮮は2017年に採択された国連安全保障理事会決議2371号により、石炭を含む鉱物輸出が全面的に禁止されている。当時、安保理は北朝鮮の主要な外貨収入源である石炭輸出を遮断するため、関連制裁を科した。
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