
ロシアと北朝鮮の軍医療陣の間で協力関係が進められている。ロシア・ブルデンコ中央軍事臨床病院分院のドミトリー・ナザロフ副院長兼軍医が2日、タス通信とのインタビューで明らかにした。
ナザロフ副院長は「皆さんもご存じの通り、北朝鮮は我々に大きな助けを与えてくれた。北朝鮮は、我々が協力している最も重要なパートナーだ」と強調。ベラルーシやカザフスタン、エジプト、パキスタンなどとも交流していると言及した。ただ、北朝鮮との具体的な医療協力の内容については触れなかった。
北朝鮮は2024年10月から、ウクライナ軍に占領されていたロシア西部クルスク地域の奪還に向けた軍事作戦に自国軍を派遣。多数の犠牲を払いながらも、2025年4月のクルスク領土奪還において決定的な役割を果たした。ナザロフ副院長の発言は、これら一連の軍事協力が医療分野にまで拡大していることを示唆したものとみられる。
ロシアと北朝鮮は、2023年9月のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記の訪ロと、2024年6月のプーチン大統領の訪朝を経て、急速に接近。特に2024年のプーチン氏訪朝時に「包括的戦略パートナーシップに関する条約」を締結して以降、経済、外交、軍事、文化など全方位で協力を深化させている。
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