
物価高の中で「高コスパ美容」チャンネルとして存在感を広げている韓国ダイソーが、2026年夏は紫外線対策商品の需要まで急速に取り込んでいる。日焼け止めクリームやサンスティックなどのサンケア製品はもちろん、帽子、アームカバー、日傘、サングラスなど夏の必須シーズン雑貨にも需要が集まり、ダイソーのカテゴリー拡張が一段と鮮明になっている。
ダイソーによると、5月1日から28日までの紫外線(UV)対策関連の主要品目の売り上げは、前年同期比で大幅に増えた。同じ期間、サンケア商品の売り上げは約100%増え、帽子類は約90%、ファッション小物類は約50%増加した。
ダイソーのUVカット商品が注目される背景には、長引く物価高に伴う「高コスパ消費」の広がりがある。最近の消費者は、夏の必需品となった紫外線対策商品を購入する際も、価格負担を抑えながら実用性を備えた商品を求める傾向が強まっている。ダイソーは均一価格を基盤とした価格競争力を前面に出し、サンケア製品だけでなく外出用雑貨まで一度に購入できるチャンネルとして定着している。
特にダイソーは最近、美容カテゴリーで存在感を強め、若い消費者層を急速に取り込んでいる。基礎化粧品やポイントメイク用品に続き、日焼け止めクリーム、サンスティック、サンクッションなど季節性の美容製品まで拡大し、「生活用品店」を超えて「美容の名店」という認識が強まった。さらに夏シーズンを狙った帽子、アームカバー、日傘、サングラスなどファッション・季節雑貨がともに販売され、UV対策需要がダイソー内で幅広く吸収されている。
ダイソーは関連需要を先取りするため、4月からUV対策商品を前面に出したイベントも開いた。アソンダイソーが運営するダイソーモールは4月20~24日、「Daiso-DAY 紫外線集中遮断」イベントを実施し、サンケア、衣類、サングラスなど紫外線対策関連商品約200種を披露した。本格的に屋外活動が増える時期に合わせ、美容とファッション雑貨をまとめた企画展だ。
イベントの商品群もサンケアにとどまらなかった。サンクッション、BBサンクリーム、無機系日焼け止め、サンスティック、サンスプレー、アフターサンケアなどの美容製品に加え、UVカット機能性衣類やサングラスなどが含まれた。これによりダイソーは、単に低価格の日焼け止めを販売する水準を超え、夏の外出準備全般を担うシーズンプラットフォームへ領域を広げている。
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