2026 年 6月 3日 (水)
ホームライフスタイル韓国・釜山に外国人観光客が急増、飲食店売り上げ3倍の声も

韓国・釜山に外国人観光客が急増、飲食店売り上げ3倍の声も

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「少し前までは廃業まで考えていたのに……今は毎日押し寄せる客で楽しいです」

韓国・釜山海雲台区近くの軽食店店主は27日、最近の売り上げ動向を尋ねる取材にこう答えた。新型コロナウイルス禍以降、客が減って打撃が大きかったが、2026年初めから外国人観光客が急増し、収益性が大きく改善したという。店主は「最近は韓国語より中国語、英語を多く使う。同僚の商人の中には売り上げが2~3倍に跳ね上がった人もいるそうだ」と笑った。

ここ数年、低迷を抜け出せずにいた釜山観光が活況を呈している。日本や中華圏、米国など主要5地域からの観光客が最大80%を超える高い伸びを示し、訪問客が大きく増えたためだ。念願の年間400万人時代を開くとの期待も出ている。

MONEYTODAYが26~27日、釜山の海雲台、広安里、西面駅、南浦駅などの観光地・飲食店・カフェ・旅行会社32カ所で外国人観光客数を尋ねたところ、29カ所(90%)が「外国人客が増えた」と答えた。「関連売り上げが50%以上増加した」とする店も20カ所(62%)に上った。海雲台の豚肉クッパ店主は「最近10年で、今年が最も外国人客が多い。従業員と英語の勉強までしている」と話した。

2026年の釜山の外国人観光客数は過去最高級だ。釜山市の集計によると、1~3月期に102万人余りの外国人観光客が釜山を訪れた。最短期間で100万人を突破したと同時に、過去最高水準でもある。

外国人観光客を引きつけた釜山の人気の理由は、釜山ならではの独特な色合いにある。首都圏では体験しにくい特色あるローカルコンテンツが人気を得ており、中華圏の観光客を中心に「釜山病」、つまり釜山を恋しく思う病という言葉が出回るほどになった。一部の観光拠点にとどまらず、地域市場や老舗などのローカルコンテンツへ需要が広がっている点が注目される。

釜山観光業界は、外国人観光客急増の要因を大きく三つに分析している。Kカルチャーの人気拡大と結びついたローカルコンテンツ、低コストや近距離による近隣国の需要拡大、大型イベントの増加だ。食べて滞在する画一的な旅行ではなく、体験して楽しむ能動的な旅行である点が肯定的に評価されている。

2026年の釜山観光市場の宿願である「400万人観光客突破」も可能に見える。6月のBTSのワールドツアー、7月のユネスコ世界遺産委員会など大型行事が相次いで予定されている点も期待を高めている。地域宿泊業界によると、グループ「BTS(防弾少年団)」公演が開かれる6月11~13日は、すでに主要宿泊施設の予約率が90%を超えている。

ただ、地域の宿泊インフラ拡充、ぼったくり料金の解決、不親切問題などは残された課題だ。特に過度なぼったくり料金は、釜山の印象を落とす直接的な要因となる。地域宿泊業界によると、6月のBTS公演を控え、一部業者で最大9倍の料金引き上げが確認された。釜山の大学で観光経営学を教える教授は「一部観光客の間で『日本で寝泊まりして公演だけ見よう』という“コリアパッシング”の話まで出ているだけに、強力な改善誘導策や標準価格制の導入など、制度を検討すべきだ」と指摘した。

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