
韓米間の安全保障懸案を調整する必要性が高まるなか、アン・ギュベク(安圭伯)韓国国防相は米国で11日(現地時間)、ヘグセス米国防長官と会談し、「韓国主導の朝鮮半島防衛の実現に最善を尽くす」と明らかにした。
アン国防相はこの日、首都ワシントン近郊のペンタゴン(米国防総省庁舎)で開かれた会談の冒頭発言で「今回の会談は、2025年の両国首脳間の共同声明(ファクトシート)と第57回韓米安保協議会の成果を評価し、今後の同盟が進むべき方向について意思疎通する貴重な機会だ」と述べた。
また「韓米同盟は困難な時期にも、変わらず信頼できる基盤として共に歩んできた。今後も一つの声で緊密に協力していく」と強調した。
アン国防相はまた、ヘグセス長官の就任以降、「力による平和」を掲げ、米軍の戦士精神を回復させることで、世界最強の米国をさらに強い軍隊へ発展させたことを高く評価すると述べた。そのうえで「韓国もこれに歩調を合わせ、国防費の増額などを通じて核心的な防衛能力を確保し、韓国主導の朝鮮半島防衛を実現できるよう最善を尽くしている」と語った。
ヘグセス長官は「きょうの会談は韓米同盟にとって重大な時点で開かれている」とし、「両国は連合即応態勢を確保し、核心的な国家安全保障上の利益を守るため、強力な措置を取っている」と述べた。
さらに「トランプ大統領による歴史的な『オペレーション・エピック・フューリー』承認決定は、脅威に立ち向かい、そうした利益を揺るぎない力で守ろうとする現政権の確固たる意思を明確に示している」と話した。
ヘグセス長官は「現在の世界的な脅威環境の中で同盟の力は極めて重要であり、われわれはパートナーが米国と肩を並べることを期待している」と述べた。昨年11月のソウル訪問時にも言及したように、韓国による国防費増額の約束と一次的責任を担おうとするリーダーシップは非常に重要だと強調した。
そのうえで「それは米国のすべてのパートナーが手本とすべき、同盟レベルの負担分担を示している」と評価した。ヘグセス長官は「真の負担分担は、強靱な同盟の基盤であり、地域の敵対勢力を効果的に抑止するうえで不可欠だ。きょうはその強い流れを土台にさらに前進し、非常に生産的な議論を期待している」と述べた。
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