2026 年 5月 11日 (月)
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韓国の貨物船、ホルムズ海峡で外部攻撃か…「未確認飛行体2機の攻撃」、イランは関与否定

ホルムズ海峡で未確認飛行体の攻撃により被害を受けたHMM NAMUの様子=韓国外務省提供(c)news1

韓国の大手海運会社「HMM(エイチエムエム)」の貨物船「HMM NAMU(ナム)」がホルムズ海峡で停泊中に爆発と火災が発生した問題で、韓国政府は10日の緊急ブリーフィングで、「現地時間4日に未確認飛行体2機がNAMUを攻撃したことを確認した」と明らかにした。

韓国政府は攻撃主体の特定には追加調査が必要だとしているが、専門家の間ではイランのドローン攻撃だった可能性が高いとの見方が出ている。

イランは外交当局間のやり取りやイランの在韓国大使館を通じて、今回の事故原因は分からず、イラン軍の関与はないと主張してきた。ただ、イランの強硬派であるイスラム革命防衛隊が、行政府と連絡を取らず独自に攻撃した可能性があるとの観測も出ている。

韓国外務省のパク・イル報道官は緊急ブリーフィングで「未確認飛行体2機が1分間隔でNAMUの船尾左舷バラストタンク外板を攻撃したことが確認された」と述べた。政府合同調査団が8日に実施した現地調査で、防犯カメラの確認や船長への聞き取りを進め、この結論に至った。

外務省が公開した写真では、左側船尾の外板が幅約5メートル、深さ約7メートルにわたり損傷していた。船体内部のフレームは内側に、外板は外側に突出し、曲がっていたことも確認された。

外務省は、飛行体の正確な種類や攻撃主体は確認できておらず、追加調査を進めていると説明した。ただ、船舶の被害規模から見て、ミサイルではなくイランの小型ドローンが攻撃した可能性が高いとの分析もある。

韓国政府は、2機の飛行体が1分間隔で同じ地点を攻撃した点から、単なる事故ではなく、外部からの意図的な攻撃だった可能性が高いとみている。正確に設定された座標に基づき攻撃が加えられたことを示す状況だという。

一方、イラン大使は同日、韓国外務省庁舎を訪れ、パク・ユンジュ第1次官と面会した。外務省は「イランも今回の事案の関連国であるため、調査結果を説明するため」としている。

(c)news1

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