
韓国のビューティーテック企業APRの勢いが、日本の美容大手をも上回った。APRは韓国の伝統的な強者だけでなく、日本最大の美容企業である資生堂の時価総額まで追い越し、アジア美容市場の新たな「大将株」として浮上している。
韓国取引所によると、APRの時価総額は15兆8925億ウォン(約1兆7480億円)と集計された。これは伝統的な美容大手とされるアモーレパシフィックの7兆9141億ウォン(約8706億円)、LG生活健康の3兆8868億ウォン(約4275億円)を合わせた規模より大きい。
APRの時価総額は、グローバル美容大手とされる資生堂の時価総額も上回った。同日のインベスティング・ドットコムによると、資生堂の時価総額は1兆2600億円、韓国ウォン換算で11兆8494億ウォンだった。
APRの独走は、堅調な業績に支えられている。証券業界のリポートによると、APRの2026年1~3月期売上高と株価見通しは非常に楽観的だ。世界市場でメディキューブなど美容デバイスの販売量が爆発的に増え、営業利益率が改善しているためだ。
ユアンタ証券は、APRの米国と欧州での販路拡大により成長の可視性が高まっているとして、目標株価を従来比42.1%引き上げ、54万ウォン(約5万9400円)に調整した。1~3月期のAPRの営業利益は1400億ウォン(約154億円)となり、市場期待値の1391億ウォン(約153億円)に沿うと見込んだ。
新韓投資証券のパク・ヒョンジン研究員は報告書で「APRは米国や欧州などで前年同期比3桁の売上高成長率を示し、成長をけん引している」とし、「英国とドイツなど欧州内の売上高成長の潜在力が本格化しており、美容医療機器の輸出需要まで加わり、2026年と2027年の業績上方修正の可能性が大きい」と分析した。
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