
「『王と生きる男』の人気は相変わらずです。雨が降っても清泠浦は熱気に包まれています」
5月最初の日曜日、韓国江原道寧越郡の清泠浦は全国から訪れた観光客でにぎわい、特需を享受した。朝鮮第6代王、端宗の流刑地だったこの場所は、2026年2月に公開された端宗を扱った映画「王と生きる男」のヒットで注目され、依然として人気が衰えていない。
清泠浦は3日午後6時ごろ、1日の観光客数を5520人と集計した。雨が降る天気にもかかわらず、傘を差したり雨具を着たりした全国の観光客を迎え、この記録を出した。
特に清泠浦のチケット売り場周辺の駐車場は、ソウル、京畿道、仁川、釜山、大田、大邱をはじめ主要都市から来た観光バスでいっぱいになり、済州から訪れた観光客の姿も見られた。さらに清泠浦には日本など海外からの観光客も訪れた。
その分、清泠浦では船に乗ろうとする観光客の長い列も続いた。一時は乗船までの待ち時間が1時間以上かかることもあり、悪天候も映画「王と生きる男」のヒットに支えられた清泠浦の人気を止められなかった。
また、清泠浦のチケット売り場近くにある「天上再会」像も人気だった。この像は朝鮮第6代王の端宗と王妃・定順王后の愛の物語を紹介する施設で、これを背景に写真を撮ろうとする観光客も相次いだ。
50代の女性観光客は「船に乗るための待機列がとても長く、待っているだけで時間を使い切ったようだ」とし、「映画の人気が地域の観光景気を変えたことを実感する」と話した。
このほか、江原道では寧越以外の地域でも観光特需が見られた。特に主要国立公園には多くの人が集まった。五台山国立公園は午後5時30分ごろに約4900人の探訪客を集計し、雪岳山国立公園も午後5時20分ごろに4661人を記録した。
江原道内の観光地関係者は「天気は曇っていても、観光景気は晴れだったと評価できる」とし、「清泠浦の場合、電話がつながりにくいほど人が集まり、大ヒットが続いている。その人気が地域経済にも前向きな活力を吹き込むことを期待している」と話した。
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