2026 年 5月 2日 (土)
ホーム経済ゲーム半導体価格上昇が波及した韓国のゲーム機市場…「PlayStation 5」が大幅値上げ

半導体価格上昇が波及した韓国のゲーム機市場…「PlayStation 5」が大幅値上げ

27日、ソウル龍山区漢江路一帯のプレイステーション公式販売店に展示されたPS5プロの価格表に「品切れ」の表示が付いている(c)news1

27日午後、ソウル龍山区のプレイステーション公式販売店を訪ねると、関係者はこう話した。店内にはプレイステーション5本体やデュアルセンスコントローラー、ゲームソフトが並び、レジ周辺にはモデル別の販売価格を記した案内表が置かれていた。

関係者は「価格が上がる前なので、求める人がいる」とし、「公式オンラインモールでも在庫がない場合が多い」と説明した。

この日はPS5の値上げが正式に発表された日だった。いわゆる「チップフレーション」、つまり半導体価格の上鎖とインフレがIT機器の完成品価格にまで波及し、PS5もその影響を避けられなかった格好だ。値上げ分が適用される5月1日まで4日を残していたが、引き上げ前の価格で製品を手に入れようとする消費者が動き、店頭在庫も急速に減っている雰囲気だった。実際に店の価格表では、PS5プロのモデル横に「品切れ」と表示されていた。

公式オンライン販売チャンネルでも品切れが確認された。オンライン価格比較画面でも、値上げ後の公式価格を上回る販売価格が目立った。同日、クーパンで「PS5プロ」を検索すると、一部商品は送料込みで159万~168万ウォン(約17万4900~18万4800円)台に上がっていた。ネイバーショッピングでは海外販売商品が約192万ウォン(約21万1200円)となっていた。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントコリアは同日、韓国内のPS5製品群の販売価格を5月1日から引き上げると明らかにした。値上げ幅が最も大きいのは「PS5デジタル・エディション」で、従来の59万8000ウォン(約6万5800円)から85万8000ウォン(約9万4400円)へ26万ウォン(約2万8600円)上がる。

実物のゲームディスクを使える「PS5ディスク・エディション」は74万8000ウォン(約8万2300円)から94万8000ウォン(約10万4300円)へ20万ウォン(約2万2000円)引き上げられる。最上位モデルの「PS5プロ」は111万8000ウォン(約12万3000円)から129万8000ウォン(約14万2800円)へ18万ウォン(約1万9800円)上がる。

業界では、今回の値上げはメモリー半導体価格の上昇と無関係ではないとみている。市場調査会社によると、2026年第1四半期のDRAM価格は50%以上、NAND型フラッシュメモリー価格は90%以上上がった。メモリー価格の上昇はノートパソコンやスマートフォンなど他の消費者向け電子製品価格にも反映されている。

サムスン電子とLG電子は最近、一部の新型ノートパソコン価格を前作より最大90万~100万ウォン(約9万9000~11万円)高く設定した。スマートフォン市場でも「ギャラクシーS26」シリーズの出荷価格が前作より最大29万5900ウォン(約3万2500円)上がった。

(c)news1

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