2026 年 4月 30日 (木)
ホーム経済不動産「シャトル圏」が不動産の新トレンド…韓国サムスン・SKの好業績で龍仁・水枝のマンション価格が急騰

「シャトル圏」が不動産の新トレンド…韓国サムスン・SKの好業績で龍仁・水枝のマンション価格が急騰

星福駅ロッテキャッスルゴールドタウン(c)NEWSIS

23日午前7時30分、ソウル市瑞草区の良才駐車ビル。出勤時間帯の建物内は、サムスン電子のシャトルバスを待つ社員でいっぱいだった。10分間隔で到着するバスに、社員たちは慣れた様子で列を作って乗り込んだ。ここは韓国・京畿(キョンギ)南部の事業所へ向かう「直行シャトル」が集中する拠点だ。

現場管理員は「ここでは会社まで直行するシャトルが主に運行される」とし、「良才洞は交通が良く、京畿南部一帯の事業所へのアクセスに優れているため、配車が最も多い場所だ」と説明した。

実際、良才駅一帯は江南(カンナム)圏に住む社員がシャトルを利用して通勤する主要ルートであり、1人世帯向けオフィステル需要が集まる地域でもある。

最近、半導体市況が回復し、雰囲気はさらに熱を帯びている。サムスン電子とSKハイニックスが過去最高の業績を記録し、数億ウォン台の成果給への期待まで重なり、住宅市場にも微妙な変化が表れている。

こうした期待感は、不動産市場でいわゆる「シャトル圏」、つまりシャトルバスと駅近辺を組み合わせた地域のマンション需要を刺激している。

代表的な地域として、龍仁(ヨンイン)水枝(スジ)、城南(ソンナム)盆唐(ブンダン)、京畿道河南(ハナム)、水原(スウォン)霊通(ヨントン)、華城(ファソン)東灘(トンタン)など、主要なシャトル停車地域が挙げられる。

特に新盆唐線の星福(ソンボク)駅・水枝区庁駅一帯は、京畿南部の半導体クラスターへのアクセスが優れているうえ、住宅ローン規制の影響を受けにくい15億ウォン(約1億6200万円)以下のマンション比率が比較的高く、注目を集めている。

実際、龍仁市水枝区は2026年に入り、全国でマンション価格が最も大きく上がった。韓国不動産院によると、水枝区は4月第4週までに7.09%上昇した。同じ期間の首都圏平均上昇率1.54%と比べ、4倍以上の伸びだ。

国土交通省の実取引価格公開システムによると、星福洞の代表団地とされる星福駅ロッテキャッスル・ゴールドタウンの専用84平方メートルは3日、16億7000万ウォン(約1億8000万円)で取引された。1年前の13億4000万ウォン(約1億4500万円)に比べ、3億ウォン(約3240万円)以上上昇した。

地元の仲介業界は、成果給への期待とともに、今後の需要流入の可能性に注目している。

星福駅近くの仲介業者は「ハイニックスの龍仁半導体工場が本格稼働すれば、水枝へ流入する需要はさらに増えるだろう」とし、「利川(イチョン)や龍仁の事業地近くは学区が弱く、ソウルへのアクセスも劣るため、社員の選好度は低い。一方、水枝は学区と新盆唐線による江南アクセスが強みだ」と話した。

さらに「実際に成果給の影響で、事業所近くの住宅を売却し、水枝区のマンションに住み替えようとする購入問い合わせが増えている」とし、「来年、成果給の規模がさらに大きくなれば、需要も増えるだろう」と述べた。

水枝区庁駅一帯も状況は似ている。国土交通省の実取引価格公開システムによると、豊徳川(プンドクチョン)洞の新亭(シンジョン)村住公1団地の専用59平方メートルは17日、11億1500万ウォン(約1億2000万円)で取引された。1年前の7億7000万ウォン(約8310万円)から3億ウォン以上上がった。

水枝区庁駅近くの仲介業者は「ダブル・シャトル圏として市場の注目を受け、物件も速く消化されている。ただ、実需の本質はシャトルバスよりも、近隣の塾街や新盆唐線を通じた江南・板橋(パンギョ)アクセスなどの立地要因だ」とし、「特に板橋へ通勤する会社員を中心とした実需が安定している」と話した。

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