
韓国鉄道公社(KORAIL)の鉄道交通管制官が、過重な業務で疲労が蓄積し、大型事故の危険が高まっていると警告した。
最近、あるオンラインコミュニティーに、鉄道交通管制官の劣悪な処遇を訴える投稿が掲載された。鉄道交通管制官は管制室で、KTXから一般電車、貨物列車まで、列車運行全般を統制する「コントロールタワー」の役割を担う。
自分をKORAILの管制官だと明かした投稿者は「3組2交代で勤務し、毎日のように徹夜勤務に苦しめられ、睡眠不足で頭が止まりそうになり、我慢できずに投稿した」とし、「皆さんの命に関わる問題なので、最後まで読んでほしい」と切り出した。
投稿者は、ソウル交通公社と釜山交通公社の管制官は「4組2交代」勤務で十分な休息を取った後に業務に入る一方、KORAILの管制官は古い勤務体系である「3組2交代」の下で、日々睡眠障害に苦しんでいると主張した。
投稿者は「私のマウスクリック一つ、ボタン操作一つに数百人の命が懸かっており、超人的な集中力が求められる。ところが最近は午前3~4時ごろにモニターを見ていると、幻覚が見えるほどだ」とし、「歩くゾンビと変わらない」と訴えた。
投稿者は、KORAILが「4組2交代」へ転換するには約4600人の人員拡充が必要だが、企画財政省と国土交通省が予算問題を理由に承認していないとして、関係省庁の「机上行政」が問題の原因だと指摘した。
そのうえで「企画財政省と国土交通省が4組2交代を完全に定着させなければ、断言するが、遠くない将来、必ず数百人が犠牲になるKTXの大惨事が起きる」とし、「すべての人のために公論化しなければならない」と声を上げた。
これに関連し、KORAIL側は投稿者の訴えを把握しているとしながらも、関係省庁との予算協議と承認が先に必要だとの立場を示したと伝えられている。
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