
ソウルの地下鉄で妊婦優先席を巡るトラブルが発生し、暴言に発展した動画が拡散されたことで、席の譲り合いを巡る議論が再び活発化している。
SBSの報道によると、妊娠4カ月の女性がソウルの地下鉄に乗車した際、満席の車内で優先席に座っていた中年の男が席を譲らなかった。女性は妊婦バッジを着けていたが、男は反応を示さなかったという。
最終的に別の乗客が席を譲ったが、その過程で男と周囲の乗客の間で口論が発生した。男は指摘に反発し、暴言を吐くなど騒動に発展した。
女性は「声をかけても状況が変わるとは思えず怖かった」と振り返り、不安を感じたと語った。
この出来事を受け、インターネット上では妊婦優先席のあり方を巡り賛否が分かれている。「妊婦がいれば譲るのが当然」とする意見がある一方、「あくまで配慮席であり義務ではない」との声も上がっている。
公共交通機関に設けられた優先席は強制力がないため、利用者同士の認識の違いがトラブルの原因となっているとの指摘もあり、社会的な議論が続きそうだ。
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