2026 年 4月 15日 (水)
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韓国・大韓航空、売上は過去最高…それでも原油高と為替で収益圧迫の懸念

仁川国際空港(c)news1

大韓航空が2026年1~3月期に過去最高の売り上げを記録した。原油高とウォン安という逆風の中でも好調を維持したが、今後は収益圧迫への警戒を強めている。

金融監督院の電子公示によると、第1四半期の売り上げは4兆5151億ウォン(約4849億2174万円)で前年同期比14.1%増となり、1~3月期として過去最高を更新した。営業利益は5169億ウォン(約555億1506万円)で47.3%増、純利益は2427億ウォン(約260億6598万円)だった。

好調の背景には、燃油サーチャージ引き上げ前の需要維持に加え、中東の空港閉鎖の影響で欧州路線の需要が同社に流入した点がある。

旅客部門の売り上げは2兆6131億ウォン(約2806億4694万円)と大きく伸び、貨物部門も米州路線の増便や長期契約の拡大により増収となった。為替換算は同じレートを用いた。

ただし第2四半期以降は状況が変わる可能性がある。燃油サーチャージ上昇が運賃に本格的に転嫁されることで需要の減速が懸念されるほか、中東情勢の不安定化による高油価と為替の影響が強まるとみられている。

同社は韓国発需要の停滞に備え、海外発や乗り継ぎ需要の取り込みを強化する方針だ。貨物事業でもAI関連やKビューティーなど成長分野の需要確保に力を入れる。

また、全社的なコスト削減を進める非常経営体制を継続し、収益性の防衛と財務体質の強化を図るとしている。

(c)news1

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