
韓国政府が公的機関に義務付けている車両の運行制限について、現行の「5部制」から、より厳しい「奇数・偶数制(2部制)」への強化を検討していることが分かった。早ければ4月6日にも導入される可能性がある。
政府関係者によると、気候エネルギー環境省は、原油を巡るエネルギー安全保障の危機段階が「警戒」に引き上げられた場合、公用車の運行を現在の5部制から、ナンバープレートの末尾によって運行日を制限する奇偶制へ移行する案を検討している。
奇偶制は、車両番号の末尾が奇数か偶数かによって運行日を隔日で制限する仕組みで、曜日ごとに規制する5部制よりも制約が強い。公務員や公共機関職員の通勤に与える影響が大きいため、一定の準備期間を設けて導入時期を調整する方針だ。
ただし政府は、原油や液化天然ガス(LNG)の供給状況を見極めており、現時点では最終決定には至っていない。関係者は「詳細案を検討中であり、確定した事項はない」と説明した。
現在、公的機関では3月25日から強化された5部制を実施しており、小型車やハイブリッド車も対象に含まれている。違反を4回以上繰り返した場合は懲戒の対象となる。
一方、民間への適用拡大については慎重な姿勢を維持している。政府はこれまで民間に対しては自主参加を求めるにとどめており、危機段階が「警戒」に引き上げられた場合に限り義務化を検討する方針だ。
民間車両に対する運行制限が実施されれば、1991年の湾岸戦争以来、35年ぶりとなる。
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