
ソウル市鍾路区の旧日本大使館前に設置された「平和の少女像」を囲む警察のバリケードが、4月1日に開かれる水曜集会に合わせて一時的に撤去される見通しとなった。バリケードなしでの開催は5年10カ月ぶりとなる。
関係者によると、警察は第1746回となる水曜集会の時間帯に限り、少女像周辺のバリケードを開放する方針だ。
少女像は2020年6月以降、慰安婦を巡る抗議や対立するデモによる毀損の懸念から、常時バリケードで保護されてきた。
今回の措置は、関連団体である正義記憶連帯がバリケード撤去を求め、警察や自治体に要請していたことを受けたものとみられる。背景には、反対活動を続けていた団体代表の拘束が続く可能性が高まり、反対派の妨害リスクが一時的に低下したことも影響している。
ただ警察は、安全面への懸念から恒久的な撤去には慎重な姿勢を示している。当面は水曜集会の時間帯に限ってフェンスを外し、約4週間後の状況を見て今後の対応を再検討する。
一方、少女像の補修については、地元自治体や制作者側と協議のうえで進められる予定だが、具体的な日程は決まっていない。
水曜集会は、慰安婦問題の解決を求め、毎週水曜日の正午から約1時間にわたり続けられている。
(c)news1