
ソウル市内の幼稚園の半数以上で、教師1人が担当する3歳児の数が13人を超えていることが分かった。教育当局の推奨基準を上回る状況が広く見られ、現場の人手不足が改めて浮き彫りとなっている。
ソウル市教育庁によると、2025年10月時点で3歳児クラスを運営する幼稚園・保育施設は1820カ所、対象となる児童は約3万1000人に上る。このうち幼稚園653カ所のうち372カ所(56%)で、教師1人当たりの園児数が13人を超えていた。クラス単位でも全1057クラスのうち64%が基準を上回っている。
保育園でも同様の傾向が確認され、195カ所・237クラスで「1対13」を超過している。
こうした状況を受け、市教育庁は約85億ウォン(約9億3500万円)の予算を投入し、補助教員の人件費を支援する方針を打ち出した。対象は基準を超過した幼稚園・保育園のクラスで、2026年2月まで最大10カ月間支援が実施される。
補助教員は1施設あたり最大3クラスまで配置可能で、幼稚園では1日最大5時間、保育園では最大7時間の勤務を想定する。月額の人件費は約199万ウォン(約21万8900円)が支給される。
対象施設は▽教師対幼児比率が高い施設▽3歳児の人数が多い施設▽全体の園児数が多い施設――の順で優先的に選定される。
教育庁は今後、モニタリング団を設置して運用状況を点検し、満足度や改善点を把握しながら制度の見直しを進める。
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