
韓国のグループ「BTS(防弾少年団)」のソウル・光化門(クァンファムン)公演を前に、主催側と警察が安全確保のため、会場への持ち込み物品を厳しく制限する方針を示した。
関係当局によると、公演当日にチケット保有者のみが入場できる観覧エリア「コアゾーン」では、500ミリリットル以下の飲料水とペンライトのみ持ち込みが認められる。それ以外の食品や飲料は原則禁止で、アルコール類のほか、缶やガラス瓶も持ち込めない。
さらに、カメラや撮影機材、ドローン関連機器、大型バッグやキャリーケース、自撮り棒や三脚、レーザーポインター、花火類、長傘、車輪付きの移動機器なども禁止対象となる。
これらの基準は、所属事務所や専門家の意見を踏まえ、ソウル市の安全審議を経て決まったものだ。
観客が多く集まる別エリアでは全面禁止ではないものの、安全確保のため持ち込みは最小限に抑えるよう求めている。
当日は約30カ所の出入口に金属探知機を設置し、計80台以上で検査を実施する。警察は必要に応じて携帯型スキャナーによる確認も進める。金属反応があった場合は、追加検査で危険物の有無を確認する。
また、女性の観客が多いことを踏まえ、検査要員の6割以上を女性警察官とし、身体検査の際の不快感軽減にも配慮する。
不審な状況が確認された場合には、法令に基づいて身分確認や追加検査が実施される可能性もある。外国人観客にも同様の対応を適用し、必要に応じて通訳スタッフも配置する。
警察は「最も安全な公演こそが成功した公演」として、観客に協力を呼びかけている。
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